この人生で観ておきたい、 心に残る映画

私の心に残った映画やドラマが、誰かの明日を生きる糧になりますように

どれだけ生きたかではなく、どう生きるかということ 「ラーゲリより愛を込めて」


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スタッフ

監督 瀬々敬久

出演 二宮和也北川景子中島健人・寺尾 聰・桐谷健太・安田 顕

原作 辺見じゅん

 

ストーリー

シベリアの強制収容所ラーゲリ)に抑留された日本人。

辺見じゅんの小説、原作。

 

過酷な環境の中で光を見出す主人公の生き方。

夫の帰りを待つ家族が、前を向く姿勢。

主人公の意思をつないでいく仲間の存在。

どう生きるか、を何度も問われる。

 

 

 

  • 過去最速の涙

公開されて半年以上経ってから、1人で映画館に観に行きました。

 

前日にチケットを予約し、その時は観客は私一人。

もしかして貸し切り…?と思いましたが、行ってみると10人ほどの観客。

 

みなさん2回目かしら…と思いながら鑑賞。

 

もともと涙もろい私ですが、過去最速の涙。

 

確かに高校生の娘も「いい映画らしいよ」と言っていたけれど…

ここまでとは。

 

Mrs.GREEN APPLE の Soranji に放心状態。

 

他の方たちも、すぐには席を立たない。

 

ふと我に返って、前方に座っていた私は立ち上がり、

他の方々も動き出す。

 


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希望と道義。

 

どう生きるか。

 

日常生活でうまくいかないことも多く、

自分の不器用さにあきれたりもするけれど、

 

私の生き方は間違っていないのかもなぁ...、

これでいいんだろうと、思えた映画でした。

自分の中の、“これだけは”を大切にしていいのではないかと。

 

監督は、「護られなかった者たちへ」「糸」を撮られた方。

人間の感情の荒さ、激しさに、心が揺れました。

その激情の中にある、芯となる希望。

すてきな映画をありがとうございました✨