母の愛は静かで熱い「湯を沸かすほどの熱い愛」
スタッフ
ストーリー
夫は失踪。それでも一人で明るく、娘を育てる母。
でも人生に残された時間がわずかだとしたら…
失踪した夫を見つけ出し、新しい家族のカタチを作っていく。
人生で大切なこと、それを生き様で教えてくれる主人公。
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同じ映画を2度観ることはほとんどない私
ですが…
久しぶりに、この映画は最初から最後まで、
きちんと2回、観させていただきました✨
やはりいい…
とってもいい。
ラストに関しては意見が分かれるところかもしれませんが。
知らなかった…
私は小栗旬さんが出演しているのかと思っていました…(私だけ?)
私にとっては、似ています💦
杉咲花さんの娘役もいい。
もちろん宮崎りえさんも。
でもやはり、みんな、いい✨
そして監督の中野量太さんは、「浅田家!」や「長いお別れ」を撮った方。
やはりこの方の作品、私は好きだなぁ。
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家族のカタチは一つじゃない
学生時代の荒波を乗り越える娘。
なかったことにしようとする学校の対応を、くつがえす娘。
それを支える母の厳しくも、温かい愛。
大切なことほど、さりげなく伝える。
そんな見え隠れする“愛”が、あふれた映画です。
一コマ一コマが好き。
厳しい現実を、淡々と表現していく。
親はいつまでも伴走できるわけではない。
子どもたちは、未来をどう生きていくのか。
ご縁あった人たちが集まって、家族になっていく。
「万引き家族」に通ずるものを、私は感じました。
いろんな人たちの愛が散りばめられていて、
泣けて泣けてしょうがない。
母の愛を知る映画
人が生きる、ということ。
「鮎子 ここにあり」。
みんな、そこに存在している。